尿の色でわかる健康状態
- 2016年10月18日
- ブログ
尿は実は体の状態を知る健康のバロメーターです。
尿の色別に健康状態をまとめました。
○黄色
正常な尿の色。
水分の摂取量が少なくて濃い黄色になったり
逆に薄い黄色になったりする。
○透明
水を沢山摂っていると薄い色になるため
ほとんどの場合は病気ではない。
中には尿崩症という病気が隠れている場合がある。
尿崩症とは腎臓の水分保持機能が働かず多尿となる。
水を沢山飲んでないのに尿の量が多いと要注意。
脳の視床下部周辺に腫瘍があると
尿崩症の症状がでることもあります。
糖尿病の場合も、尿の量が増えて薄くなることがあります。
○乳白色
膿尿という尿で、痛みがあり乳白色の尿なら膀胱炎。
突然、腰痛になったり熱が出たりする場合
腎盂腎炎の可能性があります。
○赤色(血尿)
血尿は出るタイミングをチェックしましょう。
最初に血尿がでて後は赤くない場合、
尿道からの出血の可能性。
最初から最後まで赤い場合は
腎臓に結石が詰まり炎症が起きている。
痛みもないのに血尿が出る場合は、膀胱がんの可能性。
一度でも見た目でわかる血尿が出た場合はすぐに病院へ。
○オレンジ色
肝臓が悪い、すぐに病院へ。
○緑色
緑膿菌が原因。
健康な場合は感染しないが、重症な感染症と知られている。
敗血症の疑いもあるのですぐに病院へ。
【尿の色以外の注意点】
○泡立ち、泡が30秒以上消えない場合、
尿にたんぱく質や糖が含まれている可能性があり
腎臓の病気や糖尿病の恐れがあります。
TBS系列 健康カプセル!ゲンキの時間より 2016年10月16日放送分
これだけに固執せず、いつもと違う感じがする場合は病院を活用しましょう。
あなたの身体です。あなたがいたわってあげましょう。
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