休むと『余計疲れが出る』のは危険なサイン
- 2018年08月20日
- ブログ
夏季休暇などある程度まとめて休むと
「余計疲れが出る」という経験があるはずです。
誤解しているかたがほとんどですが
「休んで疲れが出た」のではなく
「疲れを自覚できるようにもどった」
だけなんです。
どういうことか・・・
疲れが蓄積し過ぎてバカになっていた
「疲れのセンサー」が少し回復し、
やっと疲れを自覚できるように
なっただけなんです。
この「自覚なき疲労」の蓄積を
甘く見過ぎているかたが多いです。
「イライラする、やる気がでない」
「眠れない」
「朝、起きられない」
「休日にゴロゴロしても休んだ気がしない」
「疲れやすい」
などの症状は寝ても自然に消えて
いくものではありません。
人は「だるい」「しんどい」という
感覚で疲労を自覚することによって、
休息をとり、元の健康な状態に
回復させています。
『疲労』は痛み・発熱と並んで、
体の異常や変調を知らせる
三大アラームの一つです。
人間にとって必要な感覚なのです。
甘やかすわけではありませんが
心身の疲れを取るのに「休息」は必要です。
疲労はいわば“借金”です。
放っておけば、どんどんと利子が
ついてにっちもさっちもいかなくなります。
上記のような症状を長引かせると、
うつや突然死などの深刻な病状に
つながることもあります。